熊谷俊人 & とくの涼 & 若者 zoom 会議

熊谷俊人&とくの涼&若者Zoom会議

熊谷俊人 & とくの涼 & 若者 zoom 会議

2021年2月20日に 熊谷俊人氏 と若者で意見交換会をオンライン会議ツール “Zoom”を使って実施しました。
現場主義を徹底する熊谷さんだからこそ実現した企画の中、若者ならではの意見・質問が飛び交い有意義な時間となりました。

◆遅れている行政のIT化。

熊谷俊人 (千葉市長 /肩書きは当時)

若年層では当たり前のIT化も、行政は遅れている。庁内の電子決済も千葉市は99%、一方千葉県は5%、IT化で解決できる問題は数多くある。例えば、千葉市では道路の陥没などの不具合をアプリで簡単に行政へ通報できるシステムを制作。道路の安全確保に役立っています。

とくのVOICE 12月市議会で、庁内決済文書の電子化を提言しました。一枚の決裁書に、10個以上のハンコが並んでいるのを見てビックリ。業務効率化の阻害、意志決定の遅れの一因だと思います。

◆スポーツクラブにできる地域振興

柏葉さん(青山学院大学 学生)

大学でサッカーコーチをしている。千葉にはジェフやマリーンズといったスポーツクラブがあるが、ただ単に「勝ち負け」ではないクラブとしての地域貢献を考えていきたい。

熊谷氏

スポーツは人生に彩りを与えてくれるもの。試合が盛り上がるだけじゃなく、スポーツクラブが市民生活にドンドン入ってきて、「日常」にとけ込んでいくよう促したい。

とくのVOICE 3月市議会で、行政と企業の連携について質問しました。残念ながら市の回答は消極的なものでしたが、例えば日ハムの選手とスポーツをしている子どもたちとの交流を増やすなど、win-winの関係はもっと築けるはず。

◆アニメや文化芸術は不要ではない

掛川さん(順天堂大学 学生)

コロナで、文化芸術が隅に追いやられてしまっている。確かに急は要しないが、絶対に不要ではない。アニメの聖地といったインバウンド効果に加え、文化による地域振興も考えたい。

熊谷氏 アニメも既に文化の一部と考え、千葉市では積極的に協力をしてきた。文化を仕事にしている人もいるし、文化に救われる人もいる。今後も支援をしながら、クリエイターならではの仕掛けに、行政として柔軟に乗っていきたい

とくのVOICE 鎌ケ谷の音楽家の方から、コロナにおける悲痛な声が届いています。文化事業を一旦辞めてしまうと、取り戻すのは容易ではない。行政は「事なかれ主義」に陥りがちですが、感染防止対策と両立させながら、ライブ開催や美術館等のオープンは前向きに進めたい。

※交流会の様子は徳野涼Youtubeでも公開中です。
https://www.youtube.com/watch?v=f3yOioy3Fk8&list=PL8QmmOjzYv52nKNRoB07WkwwiYK5-9M-5