鎌ヶ谷市でも押印廃止?

「印鑑を忘れたから近くで買ってくる」こんな経験をしたのは私だけではないと思います。この押印にはセキュリティ上何の意味もなく、行政手続きにおいては市民の時間を奪っていることに他なりません。国では河野大臣が旗を振りデジタル化が行われていますが、鎌ケ谷市ではどうなっていくのでしょうか。

市役所で市民の皆さんが行う手続きには大きく分けて2つあります。1つが婚姻届けなど、国の法令で定めている法定受託事務。もう1つが各種の助成金の申請など市独自の事務手続き。このうち市独自の手続きは、国の法令に関わらず押印の廃止が可能です。実際に国による押印廃止の動きに伴い、市内部でも押印の廃止ができるものはないか、洗い出しを始めています。令和2年度中には規則や要綱改正の手続きに入るとのことです。やはり国が動くと、地方自治体も動きが取りやすいみたいですね。私からは、時間をかけて一斉に廃止するのではなく、市民の利便性が向上する部分からスピード感を持って順次廃止していくことを要望しました。