新型コロナウイルス 鎌ケ谷市の支援策
5月に行われた鎌ケ谷市議会では補正予算が審議され、新型コロナウイルスに対しての支援策が決定されました。
以下にその一部を掲載します。表現を簡略化したものもありますので、詳しくは市HP をご覧いただくか、市役所へお問い合わせください。
全国から注目が集まるPCR検査カー
これまでは県の保健所でしかPCR検査が受けられませんでしたが、鎌ケ谷医師会によりPCR検査カーが導入されたことで、市独自で1日15件程度の検査が可能になりました。
注意点としては、行けば誰でも検査できるというわけではありません。
鎌ヶ谷市内の医療機関を受診し、医師が必要と判断した場合に検査が受けられます。そのため、検査カーの場所も非公開とされています。
検査体制の強化は、感染拡大防止の大きな助けとなるでしょう。
特別定額給付金
市民1人につき10万円が支給されます。
問い合わせは特別給付金推進本部へ TEL 047-436-8618
・支給までのスケジュール
5月18日 市が各家庭に申請書を郵送 申請書に記入の上、市役所に返送
↓
6月上旬 順次振込み開始
個人向け独自支援
◆申込不要のもの
- 子育て世帯へ 児童1人につき1万円を支給
- 一人親世帯へ 児童1人につき4万円、2人の場合は6万円、3人以上は1人につき1万円を加算
- 準要保護児童生徒へ 学校給食が停止となった分の昼食費を補填
◆申込が必要
- 内定取消者や失業者へ 会計年度任用職員として10人を採用
事業者向け独自支援
- 経営支援給付金 月間の売り上げが三分の一以上減少した事業者に10万円を支給
- 利子補給加算措置拡充 利子補給対象者の補給率を3年間にわたり1.5%加算
- 信用保証料の補給 市制度融資を活用する中小企業を対象に借り入れから5年以内の信用保証料を全額免除
とくののヒトコト
今回の独自支援策は市がこれまでに積み立ててきた貯金を活用しますが、後に国からの補助金で補填される見込みです。つまり鎌ケ谷市のお金は持ち出されない想定です。市民からお預かりしている貯金を今こそ市民に還元するため、そして、市民と事業者を守るため、さらなる独自支援を推し進めるべきです。市のお金を使う場合は、国のように市民一律にお金を配るなどの施策は予算上難しいと思います。アルバイトがなくなった学生や、家賃を払えない人、など生活に困っている人に絞って支援策を講じていくことを要望します。