今年度から市内の小中学校に生徒・児童1人1台のPCが配備されました。
国のGIGAスクール構想による補助金を最大に活用した施策であり、高速ネットワーク環境やスクリーンなども整備され、設備的には私立学校並みに整えることができたと言っていいでしょう。
次のステップはこれらの設備をどう活用するか。
他市や私立校の先進的な取り組みを紹介すると、
「英語の授業ではタブレットを使用し、海外にいるネイティブから英語を学ぶ」・
「PCゲームのマインクラフトを教材としてプログラミング的思考やコミュニケーション能力を高める」
「タブレットで調べ学習をリアルタイムで行い、パワーポイントで調査報告」…等々。
これまでの教育では考えられなかった学びが展開されています。
鎌ケ谷は設備を整えたばかりですが、調べ学習にPCを利用したり、理科の実験の記録に使ったりしているそうです。
いきなり大きな変化を起こすのは難しいので、まずは学力を高めるために、各教科で積極的に活用していってほしいと思います。
ただ現代社会では知識だけではなく、自ら考える力や、課題解決能力、プレゼンテーション能力等も求められています。
将来的には上記の先進事例のようにICT機器をペンや消しゴムのように当たり前に使いこなし「授業のカタチ」から教育を変えていくことを目指していくべきです。
鎌ケ谷はこれまでもICT教育への投資は率先して行ってきました。
この新しい問題も先駆けて実践していけると思います。