3月21日に投開票が行われた千葉県知事選挙で熊谷俊人(43)前千葉市長が当選を果たしました。鎌ケ谷市では22,108票、得票率にして約7割の圧勝でした。私も選挙戦を通じて、ZOOM会議を軸に熊谷さんと交流を深めてきましたが、その中で感じた熊谷県政による鎌ケ谷の変化ポイント、中でも私が重要視していることについて書いていきたいと思います。
①新鎌ケ谷の開発
熊谷さんは、千葉市長時代に数多くの企業誘致を実行してきました。企業にニーズがありそうな土地を探し、すべて税金でまかなうのではなく、企業の力を引き出しながら誘致を進め、就任前は年平均2.4件の誘致件数に対し、就任後は年平均27件と10倍以上の数字を残しています。この実績に対し熊谷さんは千葉市が政令指定都市だからできたことだと話していました。県と同等の裁量権があったからこそだと。
確かに鎌ケ谷が単独で企業誘致を実現するのは、中々難しいです。大規模なインフラ整備には県の協力が必要です。ただ、これまでの県は「市がやるなら背中を押しますよ」というスタンス。これでは市としては動きにくいです。対して熊谷さんが目指すのは「市と県が肩を組んで共にやっていこう」というスタイル。県が持つノウハウや予算を生かしながら開発を行っていくことができます。さらに熊谷さんは、開発が進んでいない新鎌ケ谷の状況を見て、大変驚いていました。「こんなに良い土地があるのになぜこんな状態に?」と。その時の様子はYouTubeにも上がっていますので、こちらもご覧ください。(https://youtu.be/idGDP3QSCfs)
熊谷さんが県知事になれば、一緒に鎌ケ谷を変えてくれると思った瞬間でした。高齢化が進み、働き世代が減少している鎌ケ谷にとっては、新鎌ケ谷を開発して若い世代を呼び込むことは必須です。熊谷県政ならば、共に歩んでくれると思います。
②北総線の運賃値下げ
鎌ケ谷は都心まで直通30分の街なのにそれを生かし切れていないのは、北総線の高運賃がネックになっています。ここが解消されれば、流山のように若い世代にとって魅力的な街の一つになる可能性があります。千葉県は北総鉄道の株主なので、大きな権限を持っています。熊谷さんもこの問題は積極的に取り組んでいかねばならないと話しています。ただ、相手のあることで簡単な問題ではないので、地元市議として協力していきたいと思います。
こちらに関してもYouTubeでもご覧ください(https://youtu.be/cM49fmoJDoU)