鎌ケ谷市議会では 6月、9月、12月、3月に議会が開かれ、議員が市長・行政に『一般質問』を行うことで、行政が適切に行われるように働きかけていきます。
2019年6月市議会報告
【とくのからの質問 Q1】新鎌ケ谷の西側は税収UPのために開発が必要。何か計画はありますか?
【行政の回答 A1】今のところ未定。来年から計画を作り始めます。
【とくのの主張!】
新鎌ケ谷は鎌ケ谷の伸びしろ!
行政サービスを手厚くするために、早期の開発を!
新鎌ヶ谷の西側(北総線の出口側)は開発が進んでいません。これは市が「市街化調整区域」という開発禁止の区域に設定しているためです。
人口の流入、財政健全化のためにはこの新鎌ケ谷のさらなる開発が急務であるはずです。
現にイオンがある東側の開発で、分かるだけでも約7億円もの税収UPあありました。間接的な影響も含めるともっと大きな経済効果があるでしょう。
にもかかわらず進まない西側の開発ですが、来年度から「都市計画マスタープラン」の更新が始まります。しかし、この計画がいつ完成して、いつから開発が再スタートするかは白紙状態とのこと。焦って進めていい問題ではありませんが、鎌ケ谷の財政健全化には新鎌ヶ谷の開発が効果的です。子どもからお年寄りまでの行政サービスを手厚くするためにも、早期の開発を提案していきます。
【とくのからの質問 Q2】子育て世代へのアピールに必要な教育の整備。ICT教育やプログラミング教育の準備は大丈夫?
【行政の回答 A2】他市に先駆けてICT環境を整備。来年度から始まるプログラミング教育も着実に進行中。
【とくのの主張!】
教育の充実を一つの強みに!
学校の少なさを逆に生かし、スピード感のある教育を!
変化の多い現代社会では、知識偏重型の教育ではなく、思考力や主体性をはぐぐむ教育が大切。そのためにも最新の教育・ICT教育を積極的に取り込んでいく必要があります。
鎌ケ谷は、私も意外だったのですが無線LANの環境を他市に先駆けて整備していたり、体育で自分のフォームを確認するためにタブレットが使われていたりと、積極的にICT教育の環境整備を進めています。タブレットの数はまだ足りていませんが、さらなる拡充も検討中とのこと。また教員間でICT機器の仕様頻度に差異があり、その是正が課題であることが今回の質問で明らかになりました。
プログラミング教育に関しては、来年度からの必修化にむけて民間協力のもと、教員の研修や授業がすでに進んでいるとのことでした。
鎌ケ谷は学校の数が多くありません。だからこそ小回りの利く、スピード感のある教育の展開もしやすいはずです。魅力の一つになるよう教育の充実化に取り組んでまいります。
【とくのからの質問 Q3】若い世代へのアピールにはHPの充実と広報戦略が重要。きちんとできてますか?
【行政の回答 A2】昨年6月にHPをリニューアル。十分できています。
【とくのの主張!】
そのHP、市外の人に届いてますか?
もっと真剣にプロモーションに取り組むべき。
一人一台スマホを持つ時代。若い世代が引っ越し先を選ぶ際にもWEBで情報収集をするはずです。そのためHPを充実させて魅力をアピールするべき、という部分は市でも認識しているようです。ただ、私は議員になる前は広告代理店に勤めていましたが、その立場から申し上げると、まだまだ魅力発信できていないと言わざるを得ません。
昨年6月に実施されたHPのリニューアルでは、2,000万円以上のお金をかけた結果、確かに見やすいHPは完成しています。これによって市民の利便性は向上していますし、評価するべき点ではあると思います。
しかし、HPをどれだけの人がどのように使用しているのかの分析は十分にできていませんし、市外の人が鎌ケ谷のHPを訪れてくれるような導線も設計できていません。
行政はこのあたりの施策は「必要性が低い」という考えですが、今後は戦略的にプロモーションに取り組むべきですので、根気強く魅力発信の重要性を訴えていきます。