新しいチラシ、とくの涼NEWS 2024年1月号ができました。
このビフォーアフターの写真は鎌ケ谷市の総合運動上近くの広場のものです。住民の憩いの場として作られた素敵な広場が、残念な姿に変わってしまいました。
また、貝殻山公園の池は、水質改善に取り組まなかった結果、水質全国ワースト5位の手賀沼並みの汚さになってしまいました。
両方とも適切な維持管理をしていないために、せっかくの景観が台無しです。
都心へのアクセスの良さと、緑豊かな住環境。この2つが両立しているからこそ、鎌ケ谷は魅力的なのです。
ただ、鎌ケ谷の「緑豊か」なイメージは、梨農家さんをはじめとした農地が多いことに起因していると考えています。実際に農地が市内の約20%なのに対し、山林は約5%です。
その上、市民一人当たりの公園の面積は、近隣自治体で最低の数値…。したがって、後継ぎ問題などで市内の農地が減少傾向にある今、街路樹や広場の植物の管理をおざなりにしてしまうと「緑の街鎌ケ谷」のイメージはいつ崩れてもおかしくありません。
鎌ケ谷の緑のイメージを保っていくためには、池の水の浄化に取り組んだり、街路樹の剪定をこまめに行ったり、緑の広場を綺麗に整えたり…。
これからはただ単に維持管理をするだけでなく「美しく育てていく」意識への転換も必要だと思います。